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懐かしい味わい。上野の名店であんみつを味わう。あんみつみはし パルコヤ上野@京成上野

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梅を見に、湯島天神へ行った時のこと。2月中旬に訪れましたが、結果的に梅はあまり咲いておらず、学業の神様を祀っている湯島天神ならではの絵馬を見て楽しみました。さて、上野といえば和スイーツがとても豊作のエリアです。うさぎやのどら焼き、花月のかりんとう、あんみつみはしなど、老舗の名店揃い。どこへ行こうか迷った結果、次の目的地から近いあんみつみはしのパルコヤ上野店に立ち寄ることにしました。

・シンプルな和カフェは一人でも利用できそうな気軽さ。

パルコヤ上野の3階にあります。オープンしてすぐに入店したため、先客は1人。障子や、黄色っぽい温かみのあるライティング、おしゃれな和カフェですが、なんとなくおばあちゃんの家に来たようなアットホーム感があります。
妻は苺クリームあんみつ、私はほうじ茶あんみつをオーダー。

・苺の甘酸っぱさとあんこや蜜豆の甘さが絶妙。王道の美味しさ。

季節限定らしく、真っ赤な苺があんみつの上に乗っています。さすがはあんみつ専門店、あんみつオンリー、クリームあんみつ、白玉あんみつ、白玉クリームあんみつと、オーソドックスなものだけではなく、あんみつの進化系がバラエティ豊かに揃えられています。

あんみつ初心者の我々は、あんみつのみでは食べきる自信のない若輩者のため、クリームやアイスをセッティングした進化系あんみつをいただきます。下から寒天、蜜豆、黒蜜、みかん、求肥、あんこと、オーソドックスなあんみつスタイル。あんこはまるで羊羹のように四角く、このあんこがとても美味しかった。すごくさっぱりしていながら、ふっくらとした小豆の風味をしっかりと感じ、これとお茶だけでも十分だなと思うほど。ソフトクリームはしっかりと甘いソフトクリームですが、苺の甘酸っぱさがいい具合に全体のバランスを取っていました。2月の寒さに奥歯をガチガチ言わせながら食べたあんみつですが、このあんみつならば、クリームやアイスでごまかさなくても美味しくいただけそうだと思いました。

・ほうじ茶あんみつ。ほうじ茶と黒蜜、あんこの相性ベストマッチ。

こちらも期間限定、ほうじ茶あんみつ。

こちらは和テイストのほうじ茶のアイスが乗ったあんみつのため、もちろん相性バッチリ、美味しかったです。ただ、やはり季節は冬、硬めのほうじ茶アイスクリームがなかなか溶けず、少しだけ苦労しました。結論として、あんみつは温かい季節向きだという事と、みはしのあんみつはクリームやアイスでごまかさなくとも美味しくいただけるという事です。
ちなみに、私たちより前に来ていた常連らしい方は、ところてんとお汁粉を召し上がっていました。冬はやはり温かいスイーツ、そしてみはしのあんこが美味しいと知っているからこそなのでしょう。私たちも次はこんな粋なオーダーを・・・!と決意しお店を後にしました。

ではまた。
(2021年2月訪問時の情報です。)

今回のお店


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